第59回全日本新人選手権競漕大会結果の報告
いつも多くのご声援をいただき厚く御礼申し上げます。
10月13日(土)から14日(日)に開催された第41回東日本新人選手権競漕大会の結果についてお知らせいたします。
第59回全日本新人選手権競漕大会
●日程:平成30年11月9日(金)~11日(日)
●場所:戸田ボートコース(埼玉県戸田市)
●距離:2000m
●出場予定種目:
◎男子ダブルスカル(桜田悠希友・森啓喜)
No:25 予選B組 11/9 12:28 1→準決勝
Lane | Crew | Rank | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | Qualify |
1 | 大阪市立大学 | 3 | 1:42.55 | 3:34.70 | 5:32.94 | 7:27.52 | |
2 | 青山学院大学 | 4 | 1:48.74 | 3:42.57 | 5:36.84 | 7:28.75 | |
3 | 京都大学B | 2 | 1:41.57 | 3:33.48 | 5:26.37 | 7:20.42 | |
4 | 大阪府立大学B | 5 | 1:47.34 | 3:42.10 | 5:37..81 | 7:33.18 | |
5 | 北海道大学 | 6 | 1:59.32 | 4:04.95 | 6:19.17 | 8:36.43 | |
6 | 瀬田工業高校 | 1 | 1:39.57 | 3:24.14 | 5:10.65 | 6:56.66 | →Semi-Final |
No:75 敗者復活戦A組 11/10 12:20
Lane | Crew | Rank | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | Qualify |
1 | 学習院大学 | 5 | 2:18.16 | 4:41.94 | 7:01.19 | 9:19.11 | |
2 | 青山学院大学 | 3 | 1:49.37 | 3:43.43 | 5:40.18 | 7:36.64 | |
3 | 龍谷大学 | 1 | 1:50.33 | 3:44.18 | 5:38.00 | 7:27.68 | →Semi-Final |
4 | 東京経済大学B | 2 | 1:50.77 | 3:43.13 | 5:36.50 | 7:28.62 | |
5 | 大阪府立大学C | 4 | 1:57.46 | 3:57.31 | 5:56.28 | 7:55.27 | |
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レース動画
大会スケジュール、結果について詳細はこちら
今季の最終公式戦となる全日本新人選手権競漕大会にベストの布陣とも言える2×種目にて出漕いたしました。
結果は残念ながら予選、敗者復活戦での敗退となり、目標としていた準決勝に進出することは叶いませんでした。
これは当初の予定出漕数から棄権が相次ぎ、準決勝出場枠が想定された20から16に変更になるなど、不運な一面もありました。
それほど、準決勝という期待感、そして壁の高さを改めて感じさせてくれる同大会でありました。
予選の組み合わせが出た時点で高校生の最有力クルーと見られる瀬田工業高校はいるものの、順当にいけば
それ以外には最上位と見ていた節もあったのですが、レースではスタート失敗で出遅れ、巻き返すことなく、
前半のハイペースに付いていけず第1クォーターで大きく上位陣に水をあけられる展開となりました。
この時点でも後半の巻き返しを秘かに期待していたわけですが、このあいた水は中々埋まらず、結果、
2位の京都大Bからも大きく遅れて4着でのフィニッシュに少し拍子抜けした感さえありました。
戦前の評判や練習の感触からもまだまだやれるという期待感だけは捨てずに挑んだ敗者復活戦。
タイム上位の龍谷大、東経Bとの差は14秒。
しかし不本意な予選ながらおっと思わせる第4クォーターでの伸びに僅かながらの期待感もあり、
前半重視で第2クォーターまでの勝負という思いは彼らにも伝わっていました。
この日は好スタートを決め、勢い良く飛び出した第1クォーターは見事に制し、この時点で伴走する他大の応援者からは
あの大学はどこ?青学すごいね、という声すら聞こえてきました。まさにそれは練習でも見せていたスピード感でもありました。
そのまま第2クォーターでも3艇が横並びの展開に見るものは熱くなりましたが、ここでの不安はこのペースでの後半の課題。
1250を過ぎたあたりから徐々に2艇には遅れを取り、ラスクォーターでは競り合いする両艇からは更に置かれる結果には
なりましたが、この前半に見せた攻める姿勢は多くの関係者、観客を魅了したことでしょう。
まさに青学ここにあり、という粋なレースに久々の感動を覚えました。
とは言え、予選敗退という結果事実は変わることはありません。
ですが、自分たちもここまできた、そして課題はこれだという明確に見えるものが生まれ、この経験がきっと次に生きると
思えるような収穫の多い大会ともなりました。
今季の公式戦はこれにて終了となりますが、来年は全日本選手権の開催前倒しやいち早くシーズンが到来することもあり、
今年の課題を一つ一つ向き合いながらこのオフシーズンも過ごしてまいりたいと思います。
当日はお忙しい中、応援に駆けつけてくださいましたOB、関係者の方々に厚くお礼を申し上げます。
また今季を通じて様々なご支援、ご声援をいただきました方々にもこの場をお借りして、心より感謝申し上げます。