第57回全日本新人選手権大会結果の報告

7月19日(金)から21日(日)にかけて第57回全日本新人選手権競漕大会が宮城県登米市の
長沼ボートコースにて開催され、当部から2年生3名が2×、1×にて出漕してまいりました。

結果は2×(小林・長谷)が決勝D組(総合20位)、1×(川村)が決勝C組(総合17位)に終わり、
遠征という不慣れな環境の中、思うような戦績をあげることができませんでした。

戸田とは異なるコース環境は横から強く吹く風に煽られ、また馴染みのない艇を1日ばかりの
公式練習で挑んだことも敗因としてあげられますが何より出漕クルーとの地力の差を痛感させられる
苦い経験にもなりました。しかしこの経験が今後、彼らの大きな転機となり、今以上に成長を
遂げてくれるものだと信じております。

遠征にあたっては現地での宿泊、借艇をお願いし、鈴木亮コーチには試合期間に帯同いただくなど、
多くの関係者にお世話になりました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

今年のはじめに今季の目標として掲げた全日本新人が終わり、一か月後には最大の目標である
全日本大学選手権競漕大会が9月22日(木)から25日(日)にかけて開催されます。

遠征明けで部員一同が再度集合し、クルー編成を下記の通り行い、すでに合宿練習を再開しました。

【出漕予定クルー】

4×(玉虫・長谷・日原・伊藤)

2×(川村・米山)

1×(深野)

今季もこれまで紆余曲折がありながらも、なんとかここまで漕ぎつけました。
そしていよいよ大一番に挑みます。

玉虫主将からは結果も大事だが、このインカレという大舞台に向かう上で“過程を大事にしたい”という
思いを受けまして、もう一度チームボートで勝負することになりました。
残り一カ月でできることは限られていますが、今の思いをかたちにし、そして今後につながっていく
何かをそれぞれが得てほしいと願っております。

思い起こせば昨年は対抗として出漕予定していた2×がメンバーの怪我により棄権し、入部間もない
1年生中心の4×で出漕を果たしました。結果は思うようなものではなかったかもしれませんが、
それが今に生きているのは事実です。

自分たちが“こうしたい”、“こうするんだ”、そういった思いをくみ取って、それを後押しすることが
今、我々スタッフ、そしてOBにできることだと思います。

自らの意思、決断で目標に向かう部員たちの今を温かい目で見守りください。

そして青山学院大学漕艇部の看板を背負って大舞台に向かう彼らに熱いエールをお送りください。

 

尚、全日本新人選手権競漕大会の結果につきましてはこちらでご覧いただけます。

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