合宿所新設に伴う支援について

 このサイトを通じて当部の現状につきまして報告をさせていただいておりますが、
数年前より活動を再開し、今では部員数も年々増加傾向にありますが、
それに比例して所有艇の数、老朽化、オールの不足など活動に際してのありとあらゆる問題が露呈され、
それでも現役学生らは不平、不満を言うことなく今日、活動を続けております。
 ですが、活動に際しての備品の問題より更に大きな問題として、練習時間の確保ということが
現在あげられております。

 この10年で戸田の漕艇場の様相は大きく変わりました。
週末のコース閉鎖に加え、ボート協会の主催する強化合宿でコースを自由に使用できる時間は限定され、
且つ競技人口の増加からその限られた時間帯に艇が密集することでの事故の可能性も大きな問題として
浮彫になっています。とは言え、この限られた時間の中でいかに効率的な練習で競技力を高めるかが
求められておるわけですが、当部は部員の大半が県外から通いで行っているため、移動時間、
交通費などの問題もまた付きまとっている現状です。
 こうした問題を解決する方法としては戸田の地に合宿所を新設することによって他ならず、
この度監督の私からの一方的なお願いとしてOB、OGの皆様方へ働きかけをさせていただきました。
本来、きちんとした場を設け、直接説明する義務があるべきところ、経緯を誤ったため、
多くの方の不信感を生んだことも否定できません。この場をお借りして深くお詫び申し上げます。

 また同時にこうした働きかけにも多くの方から賛同の声も頂戴し、実際に寄付というかたちで
既に援助を頂いている方も多くおられることに、感謝の念が堪えません。
折を見て改めて皆様方お一人おひとりに御礼を述べさせていただきますが、
現状の報告と御礼を兼ねてこのサイトに掲載させていただきました。

 この合宿所新設の件につきましては先日、OB会長、副会長、そして現役より大学側へも
働きかけをするも今後何かしらの援助があることは想定できますが、現時点では回答はございません。
とは言え、これに頼ることなくまずは2年間という限定付きで契約に踏み切るにあたっては
皆様方の支援を置いて他ならぬことは大変心苦しくもございます。

 ですが合宿所を新設することによって現在の部員たちの練習環境は大きく改善され、
また部内の結束力もより強固なものになると確信しており、今後更なる活動を広げていくために
今このタイミングでというのが理想でもありました。
 もちろん現役の負担の不透明さや直接の発信がないことについてご意見も頂戴しておりますが、
そこは改めてきちんと説明する場を設け、皆さまに納得していただけるだけのかたちで
現状をご報告いたします。成果は今すぐに表れるものではないかもしれません。
ですが、この50周年という節目の年にもう一度、この漕艇部が一致団結して新たなスタートを
切るための英断であることを一人でも多くの方に理解いただきたい次第でございます。

 一方的なお願いで大変恐縮ながら、これを機にもう一度漕艇部が輝きを取り戻し、
多くの方の期待を胸に、夢と希望、そして栄光をつかむための努力を部員一同取り組んでまいります。
是非ともご理解、ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

青山学院大学漕艇部
監督 須田 祐樹